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今週の1冊(編集用)
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今週の1冊1

 

 

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■ いつか別れる。でもそれは今日ではない。


F(KADOKAWA)1,404円

 

 

ツィッターから生まれた大人のためのエッセイ。

どんなに好きなものも、人も
いつか必ず別れてしまう。

だから
そのことを忘れちゃいけない。

男と女。

人間関係。

自分自身。

誰もが悩む事柄を
赤裸々に自論を語ります。

よくある自己啓発本と違うのは、
ポジティブであることをすすめないこと。

ひそかに抱えた本音と建前。

辛らつながらも事実をそのまま言ってくれます。

だからこそ、
言葉が素直に入ってくるのでしょう。

夢や希望が気恥ずかしくなった大人へ。

夜中に一人で読むことをお勧めします。

 

 

■ あずかりやさん


大山 淳子(ポプラ社)670円

 

 

一日百円でどんなものでも預かります。 
 
東京の下町にある商店街で 
営業している「あずかりやさん」。 
 
店を訪れる客は 
さまざまな事情を抱えてやってきます。 
 
物に込められた想いと 
それを 
だまって預かる店主の想い。 
 
そんな想いが 
ある書店の心に響きました。 
 
栃木の「うさぎや」という本屋さん。 
 
この本に惚れ込み、 
オリジナルカバーや 
のれんなどを仕掛け、 
ついに出版社も巻き込んで 
この本を売り続けています。 
 
本屋は人に想いを届けられる。 
 
そんな 
本と人の想いをつないだ 
すてきな小説です。 
 
そして 
オリジナルカバーは全国展開されました。 
ぜひ店頭でご覧下さい。

 

 

■ 365日 名言の旅


WRITES PUBLISHING編(ライツ社)1,512円

 

 

1年365日。

毎日が誰かの誕生日。

あなたの誕生日はいつですか?

たとえば

1月4日なら坂本竜馬
2月24日ならスティーブ・ジョブス。

その日に生まれた
偉人たちからの言葉のプレゼントです。

一日一日、
名言と世界中の素敵な写真が広がります。

自分や家族の誕生日を見たり、
今日の始まりに
占い代わりにページを開いてみたり。


きっと
アナタの心に響く
言葉と出会えます。

 

 

■ いっさいはん


minnchi〈みんち〉 (岩崎書店) 1,296円

 

 

あるあるすぎてニヤけてしまうと評判の
1歳半の子どもの行動の絵本です。

1歳半といえば
自我が芽生え、
すこし反抗しはじめる頃。

そんな
誰もが経験した
情景が
かわいらしい絵本になりました。

おかあさんには
実際は手もかかり、
かわいいなど思う間もないかもしれません。

それでも
子どもが寝た後など
この絵本で
お子さんの
かわいい面を
思い起こしてもらえれば。

がんばっている
おかあさんに
贈りたい一冊です。

 

 

■ 騙し絵の牙


塩田 武士(KADOKAWA)1,728円

 

 

小説とは文字だけの世界。 
 
だからこそ 
小説の映像化は 
賛否両論吹き荒れるわけです・・・。 
 
そんな映像と小説の 
悩ましい関係に踏み込む作品が。 
 
この小説。 
「アテ書き」で書かれています。 
 
映画をご覧になる方は 
ご存知かもしれませんが、 
アテ書きとは 
脚本家もしくは監督が、 
特定の俳優をイメージして脚本を書くことです。 
 
この小説の主人公は 
「大泉 洋」をイメージして書かれています。 
 
さて主人公は 
大手出版社で雑誌編集長の速水。 
誰もが惹かれる魅力的な男だが、 
雑誌の廃刊をめぐり組織に翻弄されていく。 
そして彼の執念が浮かび上がり・・・。 
 
大泉洋そのままのような主人公の 
ユーモアと愛嬌にページは進みます。 
ところが終盤になるにつれ 
主人公は変貌していき・・・。 
 
モデルがあるからこそ 
成り立った小説です。 
 
小説の新たな可能性がここに。

 

 

■ 月の満ち欠け


佐藤 正午(岩波書店)1,728円

 

 

今年の直木賞受賞作。  
  
死んだ恋人のよみがえりを  
信じて待ち続ける男。  
  
何度もよみがえり  
男の元へ帰ってくる女。  
  
よみがえりの記憶を持つ  
少女の言葉に  
翻弄される大人たち。  
  
死別という  
どうしようもない痛みを抱え  
それでも思いあう男女の想いが  
中心なのですが、  
  
同時に  
周囲の人々の  
戸惑いや畏怖なども  
描かれます。  
  
  
私は  
情念の凄みを  
感じてしまったのですが、  
ロマンチックと評する方もあるようです。  
  
タイトルの月の両面性のように  
読む人によって  
感想の分かれる作品です。  
あなたには  
どう感じられるでしょうか。

 

 

■ 十三世紀のハローワーク


グレゴリウス山田(一迅社)2,916円

 

 

現代社会において  
職業というものは  
実に多岐にわたっています。  
  
働かざる者食うべからずという  
言葉もあるように、  
みな、生きていく以上で  
切り離せない職業。  
  
さて昔はどうだったのか?  
  
誰もが農業で自給自足。  
そんなイメージではありませんか?  
  
いえいえ、  
さまざまな職業が生まれるのは  
今も昔も変わりません。  
  
こちらの本では  
中世ヨーロッパを中心に  
100以上の職業を  
ゲームのユニット風に紹介しています。  
  
ファンタジーに登場する職業から  
成り立つのか不思議な職業まで。  
  
読めば  
ちょっとゲームや小説の世界が  
深くまで見えるかも。  
  
しかし、  
人類発祥から続く  
より良い生活を求める  
人間の向上心って  
すごいよね・・・。

 

 

■ さがしています


アーサー・ビナード 作(童心社)1,404円

 

 

8月15日。 
終戦記念日が今年もやってきます。 
 
そこで 
平和についての絵本をご紹介。 
 
表紙には古びた鍵の写真。 
「さがしています」のタイトル。 
 
一見しただけでは 
おしゃれな大人向けの絵本かと 
思われるかもしれません。 
 
この中の写真は 
1945年、8月6日 
広島の原爆投下の際に 
残された遺品の数々です。 
 
お弁当や帽子など 
一瞬にして燃えてしまった 
あたりまえの生活。 
 
なぜこうなってしまったのか? 
どうすればこの悲劇は起こらないのか? 
 
数々の遺品は 
その答えをさがしています。 
 
 
あなたの答えはどうですか? 

 

 

■ ひゃっくん


竹中 マユミ(偕成社)1,296円

 

 

もしもお金にこころがあったら。   
   
そんな発想から生まれた絵本です。   
   
おばあちゃんから   
ゆうたろうへ渡された100円玉。   
   
喜んだゆうたろうは   
「ひゃっくん」と名前をつけて   
いつもいっしょにいたのだけれど・・・。   
   
しかし   
とうとうゆうたろうはひゃっくんを   
使ってしまいます。   
   
ひゃっくんは   
いろんな人のところをめぐります。   
   
おつりになったり   
貯金されたり   
おさい銭になったり   
運賃になったり。   
   
そして   
給料になったときに事件が!   
     
ほんの100円玉。   
だけどそれは人にとって   
とっても大事なお金の一部。   
   
お金の大切さを   
教えてくれる絵本です。 

 

 

■ 標本BOOK


さとう かよこ(日東書院)1,620円

 

 

小学校の理科室に
置かれていた標本箱

自分の気に入ったものを
自分の好みでレイアウト。

定番の昆虫や植物の保存方法はもちろん。

標本箱の作り方から
古くみせるエイジング処理の仕方まで。

あなただけの
夢の標本箱が作れます。


たとえば
夏休みの自由研究も
捕まえた昆虫を標本箱に入れれば
ぐっと本格的になります。

この夏休み、
親子で標本を作ってみるのはいかがでしょう?

 

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