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2026.1 しあわせネットワークイロほろり

 

イロんな味が楽しめる ほろりと軽い焼き菓子

 惜しまれつつ閉店。かつて福知山公立大学にあった学食「にじイロ食堂」。学生や教職員だけやなく、広く市民にも開放されて愛されとりました。その学食を2016年4月の開学当時から運営していたのが社会福祉法人しあわせネットワークです。

 心身に障害のある方が働く施設。同法人の就労継続支援B型事業所「しあわせネット・勇気」。イロほろりは、その食品製造部「勇気工房ほほえみ」が手掛ける人気商品です。見た目が雪の玉に似ていることから「スノーボールクッキー」とも呼ばれる焼き菓子ですな。一般的には小麦粉が使われるんやけど、イロほろりの最大の特徴は米粉が使われとること。しかも、これが地元福知山産のお米なんでっせ。

 コロナ禍で売り上げが激減。イベントへの積極的な出店やたくさんのお弁当を受注しとったもんの、ご多分に漏れずそれらがことごとくなくなってしもたあの頃。それを打開するための新商品として開発されたんがイロほろりです。アレコレ検討する中で、学食やお弁当で「ごはんが美味しい」と評判やったから、そのお米を使って何かやったろとなった次第ですわ。2021年、多くの期待を背に登場しました。

 ネーミングの由来は諸説あり。口に入れると〝ほろり〟とほどけ、米粉と国産バターの優しい風味が広がります。口どけがエエんは米粉ならでは。でも、材料だけが美味しさの秘密やあらへんで。利用者さんが一つひとつ心を込めて手作りしてはるからこそやわ。ま、唯一の難点は、食べだしたら止まらへんことやな(おいおい)。

 府北部や兵庫の但馬&丹波の道の駅でも。プレーンやきな粉等の定番の他、季節の果物等を使ったものも好評です(画像は他に紫いもと栗)。福知山市内ではコーナン福知山店、福知山観光案内所、福知山鉄道館フクレルで購入できます。ほろりと軽い、ほろりと甘いイロほろり。コーヒーのお供として、またお友達や家族との語らいにも。何でもない日々の暮らしにイロを添えてくれまっせ。


 

【店舗情報】

社会福祉法人 しあわせネットワーク

福知山市南栄町426

電話/0773-22-4659

※販売場所は本文にて紹介


「イロほろり」各480円

 

 

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